僕は部屋にいた人物をみてしばらくの間固まっていた。
僕が思い描いていたのはラフな格好をしたならず者が僕の家に上がりこみ
物品をあれこれと物色し、大胆にも盗みにはいった家でテレビを見ながらくつろいでいる場面だった。
しかし、実際にそこにいたのは茶色い髪と紺碧の瞳を持つ転校生の少女だった。
「惣流.........さん?」
「アスカでいいわ!!」
僕がそう言うと彼女は即座に、相変わらず座ったままであるが、返事をした。
「えっと.........一体何をしているの?人の家で...........」
僕は頭の中が謎だらけであった。今日であったばかりの転校生の少女が自分の家で座ってテレビを見ている。
「あなたの事を........待っていたのよ........。」
「僕の事を?」
何故、彼女が僕の事を待つ必要があるのか分からなかった。
僕は彼女とは今まで面識がなかったし、今日一日はベッドの上だったので彼女と親しくなる機会も無かった。
「でも、僕は君の事を知らないし、どうして君は僕の家に勝手に上がりこんでいるんだよ!?一体どうやって!?」
僕は一気にまくし立てて荒く息をする。大分興奮しているみたいだった。
そんな僕を彼女はすこし淋しそうな目つきで見つめてくる。
「そう.......やっぱり、まだ記憶が戻っていないみたいね........」
彼女が独り言でも言うかのようにそう呟いた。
「記憶!?記憶って一体..........?」
僕が彼女に質問したその瞬間、急に頭が痛くなりだした。そして、失われていく意識。
また........あの時と同じだ.......あさのHRの時と..........
「シンジ........」
また........あの声が響いてくる。
そして前と同じように暗闇..............
「なんだよ.........またアンタか................」
さすがに二回目となると若干慣れてくるもので、前回よりも冷静でいられた
「再び、リリスと接触を果たす事ができたか...........」
「リリスって何だよ?アンタの目的はいったい何なんだ?」
僕はやや苛立ったこえで返事をした。
「しかし、いまだにここに来るという事はまだリリスを受け入れて以内という事か.............」
声は僕のいう事には無視をしているらしく勝手に話を進めていく
「いい加減にしないかシンジよ..........お前はエクリプスの時までにリリスを受け入れねばいかんのだ!!」
「ぶさけんなよ!!さっきから言わせておけば、人の都合も考えずに勝手に筋書きを作って.........」
さすがの僕もさっきからこちらの事にもおかまいなしで人をせきたてている「声」に切れた
「ふむ?少々私が干渉しすぎたか?ここまで頑なにるとは...................
このままだとアダムの覚醒に支障をきたす恐れがあるな................」
僕が切れたのが効いたのかどうか分からなかったけど「声」の威勢が弱まったように思えた
そして暗闇がそのままフェードアウトしていく..........
気がつくと僕の目の前に彼女の、アスカの顔があった。
どうやら僕が気を失っている間、彼女のひざの上でいわゆる「膝枕」の体勢でいたらしい
「ウワッ!!」
僕はびっくり箱の人形の人形のようにあわてて跳ね起きた
「気がついた?」
荒い息をしている僕の背後でおっとりした彼女の声が聞こえてくる。
「あ、う.......うん」
「そう..........良かった」
彼女は心底嬉しそうに微笑む、とても綺麗な笑みだと僕は思わず顔が赤らんでしまった
「ご飯作ったの、食べる?」
なんだか、どちらがこの家の主なのか分からなくなってきた。すっかりこの場のペースはアスカに
握られてしまっているのだ。当然、アスカの誘いを断ることも出来ず、また、丁度お腹もすいていたので食事を摂ることにした
すでに食卓の上には食事が並べられていた。が、その量が尋常ではなかった
洋食、和食とさまざまな料理が机の所狭しと並べられており、とても2人で食べきれる量ではなかった
僕の向かいがわに座って、ニコニコ微笑んでいるアスカ。そんなアスカを訝しげに見つめる僕
「あの.............さ......」
「何?」
アスカは微笑を崩さない。多分、彼女としては他意はないのだろうが、僕には彼女の笑みの裏に言い知れない不気味さを感じ取った
「話は戻るけど、どうして僕に家にいるの?僕たちは今日出会ったばかりだし、僕と君とは赤の他人だ。
それにどうやって僕の家を突き止めて、どうやって僕の家の中に入ったの?」
僕は今まで抱えていた疑問を全部彼女にぶつけた。途端に彼女の表情から微笑みが抜け真面目な表情になる
「シンジは例え生まれ変わったとしても変わらない愛を貫き通す自身があると思う?」
アスカが突拍子もないことを突然切り出す。僕は大方、返答に困って適当なことではぐらかそうと思っているのではないかと
思ったが、彼女の表情からはおおよそデタラメを言っているようには見えなかった
「ごまかさないでよ!!僕の質問に答えてくれ!!」
僕は少々語気を荒げて返答をするが彼女はそんな事をお構いなしで言葉を続ける
「私にはその自信がある.........。私は長い間待っていたのよ.........あなたを.......」
彼女が僕を見つめてくる。その瞳に宿されているのは狂気でも何でもなく、ただひたすら真摯な気持ち........
「アスカ.......君は.........?」
「もう1人は耐えられない..................」
その瞬間だった........
「!!!」
僕はアスカに唇を奪われた............
to be continued
G−MAX(以下G)「ういっす!!全国の良いこのみんな元気だったかな?G−MAXだよ!!」
黄 美麗(以下黄)「ちょっと、G!!話したい事があるんだけど.........」
G「げっ、これは私のオリキャラの黄 美麗ちゃんではないですか?ここはLASパートですよ?」
黄「そんなことはどうでもいいの!!そりより、アタシが言いたいのは「Dragon Eyes」の紹介ページのアタシのプロフィールの事よ!!」
G「な、なんか不満な点でもございましたでしょうか?」
黄「私の体重と3サイズ勝手に載せて!!どういうつもり!?」
G「い、いや、一応のところ正確なデータを掲載しておいた方がいいなと思いまして.........」
黄「アンタねー!!女の子の体重とか3サイズとか平気でバラすなんてどういう神経してるの!?そういうことを知ってていいのは宗ちゃんだけなの........」
G「あら、惚気モードになってる........これは相手にしないでさっさとこの場を立ち去ろう.........」
黄「あ!!アンタ、ちょっと何処に行くのよ!?」
G「やば!!ばれた!!」
以下、逃走劇が展開されていくのでした................
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